鹿児島茶
鹿児島県の茶生産量は静岡県に次いで第2位。
茶生産額においては2021年には初めて静岡県を抜き全国第1位になりました。
日本三大銘茶の宇治茶、狭山茶、静岡茶には含まれませんが、かなりのお茶大国なのです。
栽培面積は静岡県の方が2倍近く広いのですが、鹿児島県は暖かい気候なので日本一早い新茶が採れたり、平坦地の茶園が多く摘採機が利用しやすいので1・2番茶だけでなく3・4番茶や秋冬番茶まで生産しているからなんです。
この機械のおかげでコスト削減にもなっているみたいですよ。
鹿児島の代表的な緑茶には「知覧(ちらん)茶」と「霧島茶」があります。
知覧茶は南九州市で生産されているブランドです。
南九州市は2007年に川辺(かわなべ)町、知覧町、頴娃(えい)町が合併し発足。
それぞれ川辺茶、知覧茶、えい茶という名前を持っていましたが、2017年に「知覧茶」に統一されました。
一つの市に三つのブランドは分かりにくいという理由でしたが、それぞれプライドを持って育ててきたわけですから相当葛藤があったと思います。
最終的に一番知名度の高い「知覧茶」を選んだのですが、その時のことを想像すると何とも言葉がありません。
是非日本を代表するお茶になってほしいです。
そして霧島茶は鹿児島空港周辺の広い範囲で栽培されています。
飛行機が着陸する時、お茶畑に降りていくみたいなんですよ。
霧島茶を使ったお洒落なチョコレートを見つけたのでご紹介。

霧島有機茶を使用した「抹茶チョコレート」
左から徐々に抹茶の配分量が多くなってます。
左は優しい抹茶。一番右は色と同じ味。まるで抹茶を食べているような・・・。
でも、お茶の香りは絶品!
抹茶のお菓子は多々ありますが、これほど自然な風味を感じるものはそうないと思います。
鹿児島中央駅のみやげ横丁で売ってました。
美味しいお茶の淹れ方
私流(自己流?)のお茶の淹れ方は、茶葉に注ぐお湯の温度は80℃と決めています。
80℃といっても沸騰したお湯を冷ますのではなく、80℃まで熱したお湯です。
急須に茶葉を適量入れ、お湯を注いで抽出時間は茶葉の大きさにもよりますが1分から1分30秒。
少し急須を揺らしてから湯呑に注ぐ。
低めの温度でゆっくりと抽出すると渋味が抑えられ、香りと旨味が増えます。
忙しい朝でも、少し丁寧に淹れたお茶飲むと良い一日が送れる気がしますよ。

今日の桜島
9月27日、朝から雨で夕方になりやっと晴れてきました。
そうしたら濃い虹が!
マーライオンみたい。
