奄美群島の鶏飯(けいはん)
鹿児島県の奄美大島・加計呂麻島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島の6島を奄美群島と言います。
この奄美群島の郷土料理に「鶏飯」があります。
丸鶏をコトコト煮込んでスープを取り、ご飯に色々な具材を乗せ、そのスープをかけて食べます。
何とも優しいスープはまさに滋味。
ここ数何我が家は、七草粥の代わりに鶏飯を食べています。全く七草粥の意味合いが違いますが。。。
鶏飯に欠かせないのはパパイヤの漬物。
これは徳之島の物。
果物のパパイヤではなく、野菜パパイヤと言って黄色くなりません。
固い実を薄切りや細切りにして漬けてあります。福神漬けのような感じです。
最近ではスープは、丸鶏ではなくぶつ切りの鶏がよく使われています。
色々試したのですが、私は骨付きのもも肉にたどり着きました。スープの材料はこちら。
これを肉が骨からスルッと取れるようになるまでコトコトと煮ます。ご飯にかけるので少し濃いめに塩で味付けします。
ご飯に乗せる具材は、パパイヤときざみ葱・錦糸卵・しいたけの甘辛煮・海苔。お店で食べると砕いた陳皮もあります。
鶏のやさしいだしで、さらさらと何杯でも食べられます。
鹿児島では給食にも出ます。
寒い冬はもちろん、夏バテしそうな暑い時も体を助けてくれる強力なソウルフードなので、我が家では欠かせないメニューです。
スーパーではインスタントの物も売っていてお土産にする人も多いですよ。
今日の桜島
まだ若干pm2.5が来ていますが、今日は少ないようです。
気温15度、湿度53%。