桜島、山体膨張
気象台によると14日(土)の朝から山体膨張を示すわずかな地殻変動が観測されているそうです。
山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、やや規模の大きな爆発が発生して、噴石や火砕流、多量の降灰が予想されるとのこと。
そうなると桜島の住民は避難することになり、近隣の地域の住民は風向きを考慮して行動するようですね。
ここ数日は西寄りの風のなので、鹿児島市とは逆の大隅半島方面に流れることになります。
とは言え、大きな爆発が起きると空振で窓ガラスが割れることもあるらしいので気を付けないと。
そういえば、鹿児島の天気予報の中に降灰予報があるんです。午前と午後の風向きとどの辺りに灰が降るかを伝えています。
初めて見た時は少し驚きましたが、天気と同じように生活の一部なので当然ですね。
年間の噴火回数を見ると、2015年頃までは1000回を超していたのにだんだんと減って、2022年は235回。
私が引っ越してきた2018年頃は回数も噴煙の高さも今とは全然違うと思います。
これは2020年4月の写真。最近このくらいの規模の噴煙はあまり見なくなりました。
毎日少しずつ出てくれたら大した被害も出ないと思いますが、自然が相手だとそうはいかないので怖いです。
今日の桜島
昼頃に黒い噴煙が出てきましたが、あまり上がらず止まりました。