梅の土用干し
今年の天候は全国的に不安定ですね。
九州南部の梅雨入りは平年よりも12日遅い6月11日。そして梅雨明けは18日早い6月27日。たった16日間だけ。
毎日暑くて、梅雨寒に備えて出したままにしていた長袖の服も全く用無しだった。
でも梅雨明けしたものの曇りがちな日が続き晴天なんて3日と続かない。
そう、3日続かないとダメなんです、梅を干すには!
一般的には梅を干すのは梅雨明けてから晴天の3日間と言われていますが、今年はあまりにも早かったので7月後半辺りにしようと思ってました。
しかし夏休みになっても晴天は続かず、そして7月24日に桜島噴火。
それからは毎日のように噴火していて、風向きによってはこちらに灰が降るのでしばらく様子見。
そうこうしているうちに台風5号。
大した被害はありませんでしたが、風が強いのでまたもや灰が。
そして8月4日、やっと干せました、3日間!


小ぶりの竹ざるに灰除けのネット(百均の洗濯用ネットですが)をして、今年は5㎏。
紫蘇を入れないあっさりとした白梅干しですが、色好く仕上がりました。
そもそも土用干しというくらいなのでその間に干せば良いわけですが、今年の夏の土用は7月20日から8月6日の18日間。
間に合った!
そういえば今回土用の丑は2回ありましたね。7月23日と8月4日。
我が家は最初の丑の日に鹿児島県産の鰻を頂きました。
「う」の付くものを食べると良いと言いますが、鰻と梅干って食べ合わせが悪いなんてことも聞きますよね。時期は一緒なのに。
諸説あって昔から言われているみたいですけど、栄養学的には何も問題はないようですよ(豆知識)。スイカと天ぷらも問題ないです(笑)
しかし今年の夏は長そうですね。
円安だったり、ガソリンも食品も値上がりして、コロナも先行き不透明。
何だか狭い所に閉じ込められた感じですが、いつか解放されるその日のためにコツコツと色々な準備をしておきましょう。
今日の桜島
11日正午頃、小さな空振を感じ、見ると噴火していました。
噴煙の高さは2500m。

下は夕方5時頃の写真。
北風で灰が南に流されていました。
