カラオケ 音程バーには間違いがある・1
音程バー(ガイドメロディ)
カラオケで採点をすると画面上部に音程を示すバーが表示されます。
音程の精度を上げるために、バーから外れないように凝視しながら歌っている人も多いのではないでしょうか。
音程とリズム(タイミングと長さ)を正しく歌うとバーは光ってくれるのでとても頼れる指針ですよね。
しかしながらこの音程バー、間違っている箇所がかなり存在します。
音程が違っているもの、リズムが違っているものなど様々です。
最近の曲では、コンピューターを使って自動生成をしているのではないかと思われるので、あまり間違いはないのですが、10年くらい前まではいわゆる「耳コピ」といわれる、人が曲を聴いて楽譜に起こすという作業をしていたので、結構な頻度で間違いに遭遇します。
人が作れば間違いがあるのは不思議な話ではありませんが、要は最終チェックがなされていないのだと思います。
正しく覚えて正しく歌っているはずなのに、「いつもあの部分は光らない」と思ったら、音程バーが間違っている可能性があります。
音程バーは音楽のことがあまりわからない人でも、前後の音の高さやバーの長さを比較してみると間違っていることに気づくかもしれません。
そういった箇所があった場合は、DAMやJOYSOUNDなどのメーカーに問い合わせてみることをお勧めします。
私はDAMを利用しているので、その都度、第一興商DAMの「問い合わせフォーム」から修正依頼をしています。
しかしそういったクレームに対応できる人材が少ないのか、なかなか返事がきません。
お問い合わせフォームには、3営業日ほどで返信、内容によっては時間がかかるような記述がありますが、カラオケ第一線にいると思われる(㈱)第一興商であっても数ヶ月スルーされることもしばしば。
そんな時は諦めずに何度でも問い合わせます。
音程バーが間違っていては正しい音程で歌っても減点されるわけですから、あきらめるわけにはいきませんよね。
B’z 「ultra soul」
B’zの曲はどれも名曲ぞろいですが、中でも「ultra soul」はリズム感もよくB’zらしい独特な世界観で代表曲と言っても過言ではないと思います。
カラオケでも結構な頻度で歌われる曲だと思うのですが、これも音程バーが間違っているんです。
2025年4月2日に問い合わせましたが1カ月以上返信がなかったので再度問い合わせた際、これから検討するとの返事がきました。
それからさらに1カ月が過ぎましたが、まだ何の音沙汰もありません。
この「ultra soul」は、とくに歌うのが難しい部分が間違っているので、自分は歌えていないのだと勘違いしている人もいるかもしれません。
修正依頼した間違いは細かいところを入れると数か所あるのですが、一番目立つBメロの間違いを記載しておきます。
1番のBメロは2回同じ形が出てきます。
1回目、「結末ばかりに~」の「か」の音が「ば」の音より下の音のはずが、高い音になっている。
2回目も同様で「この時をたのしめない~」の「た」の音が「を」より高い。
2番のBメロの1回目も同様、「一番だいじな~」の「い」が「だ」より高い。
しかし2回目のBメロだけは形が違い「いつでもあなたを」の「な」は「あ」より高い音になります。
つまり、1番Bメロ1回目2回目、2番Bメロ1回目の3か所は同じ音の並びで、2番Bメロの2回目だけは異なります。
でもなぜかすべて、その1度しか出てこない2番Bメロの2回目の音の並びなっています。
ただでさえ音を取るのが難しいフレーズなのに、音程バーが間違っているなんて。
一曲通して丁寧に精査して一刻も早い修正を望みます。
この件で何らかの進展があった時は、続編としてお知らせします。
修正してもらえた曲
これまで修正してもらえた曲をいくつか紹介します。
チャゲ&飛鳥 「モーニングムーン」
これについての詳細は「DAM精密採点Ai 音程バー修正してもらいました」をご覧ください。
松山千春 「大空と大地の中で」
この曲はリズムの間違いを3ヶ所修正してもらいました。
安全地帯 「好きさ」
これは特異なケースなのですが、「きりがない(ない)」や「とまらない(ない)」のようなフレーズが何度も出てきます。
”(ない)”の部分はコーラスが歌う部分ですが、なぜか音程バーが付いていたので全部カットしてもらいました。
コーラスの部分まで歌うと「きりがないない」となってしまい、真剣な歌のはずがとても軽い歌のように聴こえてしまいます。
そしてこれは修正を却下されたのですが、曲の最後に「好きさ」が2回繰り返されてフェイドアウトになるはずが1回しかありませんでした。
これを指摘したら、「今後の参考にさせていただきます」という却下される時の決まり文句が返ってきました。
これは伴奏を4小節増やす必要があるため、簡単に修正できないという理由で却下されたのだと思います。
最近は採点方法など機械の開発は進歩を感じますが、歌うための基本的な部分がこれでは何ともお粗末な気がします。
信頼できる音程バーを見ながら高得点を目指す、そんな当たり前の事ができるようになってほしいです。
点数を付けている以上、もう少し責任を持って取り組んでほしいと思います。
続いて「カラオケ 音程バーには間違いがある・2」をご覧ください。





