DAM精密採点Ai 音程バー修正してもらいました 2

2026年5月25日

福山雅治 「家族になろうよ」

かなり長いやり取りをして、何とか修正してもらえた価値ある一曲です。

この曲は音程バー全体に問題がありました。

DAMの採点には「しゃくり」「こぶし」という項目があり、それらが付けられると加点される仕組みになっています。

それゆえ、音程バーは、装飾音(しゃくり、こぶしなど)を抜いたメロディを表示することになります。

しかしこの曲は福山雅治が歌っているように、しゃくりやこぶしが音程バーに組み込まれていたのです。

しかも全てではなく所々。

私の知る限りでは、DAMのカラオケで初めて見るパターンでした。

 

そもそも装飾音とは、文字の通り飾りの音なので付けずに歌っても何も問題はありません。

しかしそれらが最初から音程バーに表示されていると次のようなことになります。

①しゃくりやこぶしを入れても加点されない

②しゃくりやこぶし付けずに歌うと減点される

こぶしなどが得意な人も苦手な人もかなりの損害です。

 

DAMに全体の見直しをお願いしたところ、

「音程バーは採点のためだけでなく、歌手がどう歌っているのかの目安にもなるから。」

という理由で却下されました。

驚きました。

それでは採点の「しゃくり」「こぶし」という項目は必要なくなり、DAMが作った採点のシステムが崩壊することになります。

何度も、何度も説明をして、どうにか修正にこぎ着けることができました。

ただ、マニュアルがないのか、判断できる人材がいないのか、根本的な部分でとても不安になるやりとりでした。

音程バーの間違いの影響

カラオケの採点は、どれだけ原盤通りに音程やリズムが正確に取れているか、声が長さ分伸びているか、強弱が付いているかなどを数値化して点数を付けます。

カラオケ上達メソッド11/中級編「採点項目について・その1」をご参照ください。)

つまり、歌の上手い下手ではなく、どれだけ正確に歌えているかという点数になります。

最近では「Ai」を駆使して加点をしたりしていますが、まだ上手い下手の判断はできていません。

 

その前提で高得点を出そうとするならば、まず音程の精度を上げるのが一番の近道なんです。

「音程」の項目では音の高低だけでなくタイミングも関わってくるので、音程+リズムということになります。

歌にとっては基本的な部分で一番シンプルな項目なので、ここを徹底的に押さえるのが得策。

とはいえ、音程を完璧に取ろうと思っても至難の業です。

そしてさらに、音程バーの間違いが足されるとなれば、大打撃です。

 

また視覚の問題もあります。

音程バーに間違いがあると音程バーが光らず、DAMの場合はオレンジ色で表示されます。

原盤通り歌っているのにオレンジ色になると、集中力が欠けたり、聴いている人からは歌い手が間違えたように見られたり、と良いことは一つもありません。

DAMとのやり取り

幾度となくDAMのサポートセンターとやり取りをしていますが、いつも感じるのは圧倒的に対応できる人数が少ないということ。

なかなか返信を頂けないので催促すると、問い合わせの件数が多いためしばらくお待ちくださいと言われます。

しばらくと言っても数ヶ月単位の放置です。

 

DAMのカラオケ伴奏はとても良いと思いますし、採点方法もかなり研究されていて、人がする採点に近づいてきていると思います。

その方面の企業努力は素晴らしいと思いますが、一番要となる音楽の基本的な部分への向き合い方と比べると、かなりの熱量の差を感じざるを得ません。

歌われる頻度の高い曲から少しずつでも見直して、間違いのない音程バーを目指してほしいと思います。

 

カラオケ

Posted by ハレ